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長野大北はようやく春いちばん

《その1》
韓国出身で、同じゼミだった子から、
韓国重要無形文化財、「僧舞」の保持者、李梅芳(イー・メバン)氏のDVDを借りてみた。

感動よふたたび。
すんごいです。
ただもんじゃないんです。
かつて96年に、京都の枳穀邸で実演を運良く拝見したとき、
涙があふれてとまらなかった。

舞踊をみてあんなに泣いたのは、あとにもさきにもあれが唯一だな。

サムルノリを習いに行ったともだちから、ほどなく「彼は男色だよ」と聞いたときは
ハタ、となったけど。
僧舞、女性の舞踊家もおどられれてますが、やっぱり、
年とって、しかも男性でって、いいですね〜〜〜。
道化は男性がピカ一だけど、宗教的な踊りも、
やっぱり男性の方が性的な主張を感じなくて、いいなーーとうらやましくなってしまった。

《その2》
昨夜のNHKスペシャル、松田聖子特集
見応えありましたねーー。
誰に何を言われても、
45歳になっても、
“永遠のアイドル聖子ちゃん”
「好きだから、つづけてきた。」というその一言とその一心の表情。
なんだか泣けてしまった(笑)。

ここのところ、「踊らないー?」って誘い、何件かいただきました。
すんごいうれしい。うれしかった。
もう、おどりたくってさーーーーーーーーーーーーー(+_;)
遠方かられんらくをいただくと、ほんとに、うぉーがんばるぜーーーっと思う。
おどりたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!

修論の一歩先がまだまだぜんっぜん見いだせず、
それどころか 相変わらずツワリに翻弄される毎日。
(しかーし、足腰鍛えて安産で産んでとっとと踊りたいと、ウォーキングをはじめた。
大町は田舎すぎてウォーキングしている人なんて誰もいないので奇異な目でみられるが。)

なんだかアカデミズムもただいまちょっと疲れていまして(飽きっぽい?意思が弱い?笑)
やっぱり今後はすぐにも京都戻っておどろっかな〜
わたしにはやっぱり踊る阿呆人生がいちばんだよなとか。
アカデミズムは権力。
芸術の方向って必ずしも、より良き方向にしぜんといくわけじゃないでしょう?
必ず権力が干渉する。
だから、より良き方向に行くには、下からも上からもテコ入れが必要だと思うわけ。

でも、上と格闘するのは、ほんとしんどいというか、出口がみえないというか、
アホらしくなってくるというか。
鼓童に行った友人は、
「アートが世界を変える可能性を信じて」いるのだと言った。
それを聞いた当時も今も、わたしはそこまで断言公言できるほど、
じぶんがやっていることに自信がないのだと思う。
んで、昔なら、心のままに、その時やりたいように、そのときベストだと思ったことを
やってきただけだし、
修士に行ったのは、
とりあえず、上に食い付くひとがいないなら、わたしがやろう、と思った。
めちゃたんじゅん。
でもな〜
やっぱり地に足ついた生活で、成功とか名誉とか、権力とか関係なく、
「下」で地道にそういう活動していく方が、
人の道としてよっぽど幸せだし、まっとうかも、しれない。

「そういうふうに思ってしまう人は、研究者にはなれませんよ」
お茶大で何人かの先生に言われたなぁ。

要は幸せかどうかですね。なんてカンタンでむずかしい。

とか言ってたら、ダンナに「マジかよ〜〜〜っ。またー?よく考えてね」
とあきれ顔で釘をさされてしまった。
もっともであります。
この10年、幾度方針替えをしてきたことでありましょう。
by hiysalah008 | 2007-04-10 13:36 | 雑談


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